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初心者のためのパステルで描く曼荼羅アートのご紹介

    
ブログ用アイキャッチ画像(曼荼羅アート)
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初心者のためのパステルで描く曼荼羅アートのご紹介

パステル曼荼羅アーティストのアトリエ優羽です。

今回は、初心者やアートが好きな方に向けて『曼荼羅アート』についてご紹介いたします。

アートが好きであっても初めてのことは『私には難しいよね…』とためらってしまうかもしれませんが、この記事で『曼荼羅アート』を知っていただくきっかけになれば幸いです。

曼荼羅は(マンダラ)と読みます。

アトリエ優羽が初めて『曼荼羅アート』を体験をした時に魂が震える感覚を味わいました。

その時はどうしてなのかはわかりませんでしたが、学んでいくうちに紐が解かれていきました。

曼荼羅(マンダラ)とは

曼荼羅は、もともとサンスクリット語の「マンダラ」の音訳で、マンダラは中心・心髄を意味する「マンダ」と所有を意味する「ラ」の合成語です。

言葉を補うと、曼荼羅とはつまり「大宇宙の本質的なものを諸仏の配置によって表現し、感覚的・現象的に把握できるようにしたもの」といえます。

参考:高野山霊宝館

密教の教えをわかりやすく表現したのが曼荼羅です。

曼荼羅には、胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)と金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)、それぞれ、理と智慧(ちえ)という教えを伝えています。

胎蔵界と金剛界曼荼羅

向かって左側が金剛界曼荼羅、右側が胎蔵界曼荼羅です。

その曼荼羅を、よりリアルに伝えるために、弘法大師空海は具現化することを構想しました。それが羯磨曼荼羅(かつままんだら)。

一般的に立体曼荼羅として知られているものです。

立体曼荼羅
参考:東寺

アトリエ優羽は、実際に神社仏閣へ足を運ぶことが多い方です。

直々に曼荼羅の絵を観賞したり、立体曼荼羅に感動しましたね。

曼荼羅アートにも種類があります。

アトリエ優羽が描くのはパステルで描く曼荼羅アートです。

道具については、『パステルアートが初心者のための道具』のご紹介をご覧くださいね。

▼こちらの画像をクリックして参考にしてみてくださいね▼

ブログ用アイキャッチ画像(道具)

今回は画像で『パステルで描く曼荼羅アートの描き方』を説明しますね。

パステルで描く曼荼羅アートの描き方の手順

ステップ1 用紙はパステルで描く曼荼羅アートに適した用紙を使います。

こちらでご紹介する画材は、アトリエ優羽が実際に使用したことがある画用紙になります。

店舗のある画材店で購入できるものは少ないので、ほぼネット販売での購入となります。

ドラパス株式会社
オリジナルスケッチブックN
A4 (50枚綴)
ミューズ
ザ・スケッチ
※比較的に購入しやすいです。
ミューズ
KMKケント紙 #200 100枚パック
ドラパスA4スケッチ①KMKケント紙

使う画用紙によって作品の風合いが変わりますので、実際に試されて『ご自分の好き』を発見してみてくださいね。

用紙の大きさは自由ですが15㎝角のものが描きやすいです。

※A4サイズの場合は14.8㎝だと2枚分を取ることができます。

余った用紙の端切れは捨てずに取っておきましょう。

用途は様々ですが、削ったお粉を乗せるパレットなどにも使えます。

ステップ2 アート用のボードにマスキングテープに固定して描きます。

マスキングテープ①

マスキングテープは手でカットできますが、今回ははさみでカットしています。

マスキングテープ②

ステップ3 パステルをカッターまたはナイフで削り、お粉の状態にします。

用紙の塗りたい位置に直接お粉を削るか、またはパレットのように紙の上に削ります。

※今回はHASHI (ハシ)を使用しています。

HASHIパステル64

専門家用 無毒性 ソフト パステル セット – チョーク パステル カラー (64色)

パステル削る
パステル3色

※ここまではパステルアートの描き方と同じです。

ステップ4 指や道具を使って塗ります。

削ったお粉を指に取って塗ります。

使う用紙やアートの作品によって、はじめに白色を削って塗っておくと、

用紙の表面がなだらかになり消し込みがしやすくなります。

指で塗る場合は、まず画用紙の上にパステルのお粉を乗せた時は、お粉を指で『トントン』と画用紙に馴染ませてから圧をかけて指で回転したり多方向(広範囲の場合)から丁寧に塗ります。

指についたパステルはウエットティッシュでふき取ります。

パステルをふき取らずに塗り続けると、混色し濁ってしまいます。

※濁りについてはまた別の機会でお話しますね。

【あると便利な道具】

・画像のブラシ

パウダーブラシやチークブラシもパステルで描く曼荼羅アートには欠かせません。

お手軽に100円ショップでも購入できます。

(最近は、品薄なのか200円、300円商品のものが多いですね。)

ここまで読まれてお気づきかもしれませんが、パステルで描く曼荼羅アートの道具は『メイク道具』が重宝します。

ステップ5 秘密のアイテムが登場です。

アトリエ優羽が描くパステル曼荼羅アートは、曼荼羅真理(マンダラマリ)先生が考案した曼荼羅真理アートが基礎でありメインになります。

アトリエ優羽は曼荼羅真理アート認定講師プラクティショナーとしても活動しています。

真理先生とアトリエ優羽

向かって右側が考案者であり曼荼羅アートの師匠である曼荼羅真理先生、左側はアトリエ優羽です。

曼荼羅真理アートでは、専用のアートプレートがあるので、初心者の方でも美しい曼荼羅アートを描くことができます。

※アートプレートの詳細は、曼荼羅真理アート講座を受講された方のみの公開となります。

ステップ6 消しゴム、ペン消しゴム、練り消しゴムを使って描きます。

パステルの色味だけでも美しいのですが、消しゴムとある道具を使うことで

アートを表現することができます。

アートプレートを使って曼荼羅アートを描きます。

今回はペン消しゴムと練り消しゴムをメインで使います。

※練り消しゴムの大きさですが、ご自身が使いやすいサイズにカットをオススメします。

アトリエ優羽の場合は、だいたい8等分にしています。

カットする時は、カッターナイフなどの金属の刃は練り消しゴムの粘々した成分がこびりつくので避けて下さいね。

アトリエ優羽の場合、アクリル定規(15~20㎝程度)で上から圧をかけてカットします。

消しゴム

ステップ7 仕上げはフィキサチーフでパステルを定着させます。

フィキサチーフは、屋外で作品から30㎝ぐらい離して縦方向と横方向にゆっくりと噴霧します。

紙の表面は湿っていれば大丈夫ですが、噴霧しすぎるとシミになり乾くまでに時間がかかるためご注意くださいね。

※フィキサチーフの取り扱いについて、こちらでも詳しく書いておきますね。

フィキサチーフは、火気と高温は厳禁ですので取扱いにご注意くださいね。

※ターレンスパステルフィキサ(商品ラベルから引用です。)

高圧ガスを使用した可熱性の製品で危険なため、下記の注意を守ること。

・炎や火気の近くで使用しないこと。

・火気を使用している室内で大量に使用しないこと。

・高温にすると破裂する危険があるため、直射日光のあたる所に置かないこと。

・火の中に入れないこと。

・使い切って捨てること。

・フィキサチーフ後はよく乾かしてから、マスキングテープをはがして完成です。

表面の湿気がなくひんやりしてなければ大丈夫です。

マスキングテープはゆっくり丁寧にはがします。

パステルで描く曼荼羅アートの作品はこちらです。

曼荼羅真理アートの紹介

【まとめ】パステルで描く曼荼羅アートの描き方の手順

ステップ1 用紙はパステルで描く曼荼羅アートに適した用紙を使います。

ステップ2 アート用のボードにマスキングテープに固定して描きます。

ステップ3 パステルをカッターまたはナイフで削り、お粉の状態にします。

ステップ4 指や道具を使って塗ります。

ステップ5 秘密のアイテム(専用アートプレート)が登場します。

ステップ6 消しゴム、ペン消しゴム、練り消しゴムを使って描きます。

ステップ7 仕上げはフィキサチーフでパステルを定着させます。

パステルで描く曼荼羅アートはお手軽に始められてより身近な道具で楽しめます。

アトリエ優羽のオススメの道具は、『初心者のためのパステルアートの描き方』を参考にしてみてくださいね。

▼こちらの画像をクリックして参考にしてみてくださいね▼

ブログ用アイキャッチ画像(パステルアート)

今回はここまでです。

お読みいただきありがとうございました。


アトリエ優羽では、パステルで描く曼荼羅アートをより身近にそしてお気軽に感じていただけるように体験講座を開催しています。

▼詳細はこちらの画像をクリックしてみてくださいね▼

体験講座(ブログ用アイキャッチ画像)
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